金丸ブログ|長野県上田市の経営コンサルタント事務所|金丸中小企業診断士事務所

小規模企業支援

2013/07/15

商業住宅と一線を画した「無印良品の家」

日経MJ平成25年7月15日付け第1面に良品計画の「無印良品の家」の販売が好調、
「商業住宅へのアンチテーゼ」として始まった事業であることが、掲載されている。

商業住宅との相違点をあげると、
①室内の壁を極力取り除き、家全体をひとつのワンルームのようにした。
 ○家族の成長に合わせて間取りが変えられる。
②外観は一言でいうと「鋼板に覆われた箱」
 ○流行に左右されないシンプルなデザインで、モデルハウスに近い形の家を届ける。
 ○新商品を多く出さないことで、資材の大量調達によるコスト削減。
③総合住宅展示場に出展せず、既存店とネット活用
 ○旗艦店3店に「家センター」があり、買い物客がふらっと立ち寄り来場者集める。
 ○ネットと店舗で顧客を囲い込み、気軽さを演出。押し付けがなく「ちょっと興味が
  ある」程度の客を取り込む。

もちろん全国に380店舗以上、ネット会員数280万人を擁する良品計画だからでき
るわけではあるが、顧客のニーズを知り、自社の強みを活かした新しい「住宅」の発想
は小規模工務店でもできることである。



2013/03/10

提案とフォロー 一貫した活動が売上をあげる

日経MJ平成25年3月6日版第20面「招客招福の法則」に、地方の道路沿いの
小さな商店街にある化粧品店が、売上を前年同月比約20%アップさせた記事が掲
載されていた。
伸びたのは客数ではなく、客単価だというのがまた驚きである。しかも店主は「何
も特別な仕掛けをしたわけではありません」という。

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2013/01/13

自社商品開発が中小製造業のこれからの戦略

日経MJ平成25年1月9日第1面には、中小製造業が自社製品開発により、ヒット
商品を生んだ事例が掲載されている。

愛知ドビー(株)は、建機部品製造業であるが、鋳造と機械加工の両技術を持つ強み
を活かして、具材の水分だけでカレーが作れるほど高い密閉性を実現したホーロー鍋
「バーミキュラ」を開発した。

ヘルメット潜水株式会社は、ウエットスーツ製造が本業であるが、生地を貼りあわせ
る接着剤を均一に塗る技術などの独自ノウハウを活かし、今安価なエコ商品として人
気の「湯たんぽ」を開発した。

株式会社石崎電機製作所は、業務用電熱器製造が本業。撤退していたコードレスアイ
ロンへ再参入し、25歳から34歳の女性を調査して、「ブランドは気にせず性能で
選ぶ」「実は旦那がかけている」という声をヒントに「男前アイロン」を開発した。
高温の210度まで通常2~3分かかるところを90秒とし、スチームも長く続くのが
売りである。いずれも他の類似品と比べる割高ではあるが、消費者目線で開発した商
品は生産待ちの人気だと言う。

マーケットインの成功事例として興味深い。


2012/12/18

売れるためにはコツがある

サンプル百貨店という人気サイトを運営する株式会社ルーク19(ナインティーン)の
代表取締役渡辺明日香氏のインタビュー記事を読んでみると、小規模・零細企業にも
役立つ売れるためのヒントが発見できた。
渡辺氏は、ブリタニカの営業で世界142ヵ国中でNO.1に輝いた実績を誇る営業の
プロ中のプロ。その彼女がこう語っている。

相手のためになると心から思える商品なら、どんなものでも売れると思います。」

あたりまえのようだが、忘れられていたような気がする。みなさんの会社が販売して
いる商品やサービスは、心の底からお客様のためになると言い切れるだろうか?絶対
の自身があるなら正々堂々、お客様にそのことを伝えるが良い。もし自身がないのな
ら、自社商品、サービスをもう一度見直し、本当にお客様に喜んでいただけると確信
が持てる商品やサービスの開発、開拓に着手し、その商品を売り込んでほしい。結果
はいままでと違うものになるであろう。

2012/10/30

1割の「欲しい人」に勝機

 日経MJ平成24年10月29日第3面「トップの戦略」にキングジム社長宮本氏
のインタビュー記事が掲載されている。新製品のうち社長がどの商品を使っているか
との問いに、「どれも使っていない」という回答がユニークだ。

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