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会社再建・再生

経営レポート

2013/02/27

会社再建 破産した旅館・ホテルのHPを見て感じること

また今日も旅館の倒産記事を目にした。長野県は観光県なので旅館・ホテル等
宿泊業は多い。だから倒産件数が多いのも当たり前といえば当たり前である。
旅館・ホテルはたいていの場合ホームページが作成されているので、倒産直後
であれば、行ったことのない旅館・ホテルでもホームページからどんな旅館・
ホテルなのかある程度察しがつく。そこには再建のヒントが・・・

吉田卓郎の歌に「たどりついたらいつも雨ふり」というヒット曲があるが、ホ
ームページを見ると”♪あーここもやっぱり土砂降りさ”と歌詞の一節を思い浮
かべてしまう。どこが土砂降りかというと、
①それなりにきれいなホームページ
②温泉旅館なら「癒し」「やすらぎ」を訴求
③それなりにおいしそうな料理の写真
④料金もお手頃価格

知り合いがやっている旅館・ホテルならこの条件を満たしてくれれば、十分で
ある。しかし今まで一度も行ったことのない旅館・ホテルならこの条件でこの
旅館・ホテルに宿泊しようと思う人を見つけるのは至難の業である。
なぜならこんな旅館・ホテルは腐るほどあるからである。決して悪い旅館・ホ
テルではないのだろうが、他でも足りるのである。

他では足りない強烈な個性が必要なのである。地産地消というなら、100%食
材はもちろん、器にまで徹底するこだわりである。「地物で100%食材を揃え
るのは無理」というが、無理を承知でやり通すのがこだわりではないか。
逆に言えば、そのくらいのこだわりがあれば、それが強烈な個性となりうるの
である。SMAP風で言うと「世界にひとつだけの花」ならぬ宿ということに
なる。