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小規模企業支援

経営レポート

2012/10/30

1割の「欲しい人」に勝機

 日経MJ平成24年10月29日第3面「トップの戦略」にキングジム社長宮本氏
のインタビュー記事が掲載されている。新製品のうち社長がどの商品を使っているか
との問いに、「どれも使っていない」という回答がユニークだ。

「当社は10人中1人が欲しいと思う商品を作っているから」という理由は、中小企
業の商品戦略にズバリ当てはまる。もちろんキングジムは連結で300億円以上の売
上を稼ぐ大企業であるが、「10人中1人」を「100人中1人」「1000人中1
人」と置き換えれば小規模、零細企業の戦略にも有効な考え方だ。

社長はこうも言っている。「欲しい度合いが高い商品から買っていくと、どこかでお
金が尽きる。10位まで買える人のリストで15位に入っている商品はいくら作って
も売れない。」

確かに、秋葉原の電気街、神田の書店街、かっぱ橋の道具街もどうしてもこの商品が
ほしい、この商品でなければというその道のプロ、専門家、マニアックな人たちが全
国から買い物に来ることで、1店1店は小さいながらも成り立っている。
商品開発の参考にしてほしい。